【初心者向け】FXトレードでやってはいけない3つのこと

最近トレード手法を変えたり、いろいろな本を読んだり、ピンキリの情報商材を読んで試行錯誤しながら取り組んでいて気づいたことがたくさんあります。特に、ありがたいことに初心者の方に直接トレードを教える機会が何件かありまして、会話する中で初心者が陥りがちなポイントに気づいたので簡単にまとめてみました。

初心者がやってはいけないこと①インジケーターをころころ変える

投資手法が定まっていないからこその悩みだと思いますが、移動平均、ボリンジャーバンド、MACDくらいならまだしもあれやこれやいろいろ盛り込んでいるMT4画面を見せていただくことが多かったです。

おそらく初心者の方は、「今自分が使っているインジケーターよりももっといいインジケーターがあるはずだ」「稼げる魔法のインジケーターがあるんだ」という思考に陥っているのかと思います。

1つ有名なトレーダーの話をしましょう。与沢翼さんのスクールに入っていたこともあります。彼のような勉強熱心なトレーダーはあらゆるインジケーターを試したようです。寝る間も惜しんで研究した結果として、かなり限定的なインジケーターになっていました。もちろん、分析のために臨機応変に色々使っているようですが、スクール内では特定のインジケーターを紹介していましたし、勉強する時間がない多くの人にとっては色々学ぶ時間がもったいないです。

あくまでインジケーターは、ある計算式に基づいた事実を表示しているただの線です。また、インジケーターを参考にする理由の1つが多くの人がそのインジケーターを見ているからだと私は考えています。トレードやチャートは大衆の心理・決断が反映される世界です。例えば、多くの人が移動平均線のゴールデンクロスを認識していてそれを参考にして取引しているのであればゴールデンクロスは有効と判断できますよね。実際にはゴールデンクロスだけ見ていればトレードできるかというとそういうわけではないですが、多くの人が気にかけているポイントであり、多くのトレーダーの取引が反映された結果であるチャートの動きに基づいて線が現れていることを認識してください。

そんな参考情報を、あれもこれおも盛り込んでいると、かなり判断に迷うことになります。代表的な5つくらいのインジケーターを学んだら、相場検証をしながら自分にあうインジケーターを見つけて、他のインジケーターはさっさと消しましょう。時間の無駄です。

初心者がやってはいけないこと②ファンダメンタルズにこだわりすぎる

ファンダメンタルズはもちろん大事ですが、私の中ではファンダメンタルズも参考情報でしかありません。突然の各議会の発表やニュースによって暴落することは多々あります。だからといって、それを事前に予測することはできません。また、その情報を事前に仕入れることも普通の個人トレーダーには不可能です。以上の理由からファンダメンタルズは、常識の範囲では知っておくべきで無視できないですが、それに固執することは時間の無駄と考えます。

また、私はここ3ヶ月ほどテクニカル重視でトレードしていました。するとあることに気が付きました。それは、「ファンダメンタルズで大きく動くことはあっても、それは多くの場合一時のもので、おおまかにテクニカルに従ってチャートは動いている」ということです。

繰り返しになりますが、ファンダメンタルズは無視できません。それに下落トレンドの際にある報道でズバッと上に上げていくこともあります。ですが、下落トレンドは下落トレンドなのです。大体の場合はまた戻っていきます。

昔はあまりトレンドを意識せずにトレードしていたので指標後ドカンと上がってズーンと下がって元の値に戻る現象が理解できませんでした。今ではそのことが少し分かる気がします。多くの投資家が意識するポイントにそって動くように多くの投資家がロングしたりショートしたりしているわけです。

初心者がやってはいけないこと③シナリオ・理屈がないトレード

自分なりの相場シナリオや理論・理屈に基づいたトレードでなければ、それはギャンブルと変わらないと考えます。インデックスファンドへの投資なら別ですが、FXとなれば自分なりのシナリオを描いて市場に参入するべきです。そうでないとすぐに退場させられることでしょう。

資金が潤沢な場合は別です。また、ロットを絞っている場合も別です。
しかし、多くの学生や社会人が少しのお金でエントリーする際になぜ今がエントリーするタイミングなのかということが分かっていなければそれはギャンブルと変わらないと私は考えます。
なぜその通貨ペアをその時間にその枚数エントリーするのかを考えましょう。
宝くじを買うのとは訳が違います。ちなみにエントリーする理由が明確に慣れば損切りするタイミングも自ずとわかってきます。
最近は自分で損切りポイントがハッキリと見えてきました。

初心者がやってはいけないこと④ずさんな資金管理や無謀なリスクテイク

資金管理をどうしたらいいかを質問いただくことが多いです。結論はなくなってもいい資金なら全部ぶちこんで良いです。相場からすぐに退場していく人や、FXに全財産ぶち込んで人生を退場する人も多いと聞きます。なぜそのようになったかというと、本人が意図したかしていないかはさておき、そのトレードが根拠がなく損切り(SL)を仕込んでいないことにより、上がるか下がるかの2択のギャンブルになっていたからだと考えています。

背景は知りませんし少額取引ですが、相場の変動によりロスカットを食らった有名な全一さんのトレード実況動画があるのでぜひ御覧ください。悲痛な叫びがあるので注意してご覧になってください。

お金を減らしたくてトレードしているわけではないと思いますが、多くの人は考えることも苦手です。生活資金をトレードに入れてしまうと後戻りできなくなります。また、全額投資して資金が何倍にもなるようなポジティブなイメージのみ描いて都合の悪い資金が0になる想像はどういうわけかできなくなります。そのため、精神的に追い込まれている状態でトレードをするべきではありません。

先ほどFXは理詰めでトレードすべきだと申し上げましたが、多くの人は考えことが嫌いだから適当にエントリーして損しまくるわけです。そしてそういう人たちをプロや機関投資家が刈り取っていくわけです。トレードするに値する根拠・理由があるなら、それに基づいた動きの予想と反対に動いた場合に損切りすればいいわけです。もっと言えば、注文方法を学んで損失確定ラインなどを決めておくべきなのです。

トレードを開始して、赤字(含み損)になったら怖くなってナンピンしてしまうのもよくないです。多分なんとなく元の値に戻ってくれると思うからナンピンしてると思うのですが、たいていそれは大きな赤字を目の前にして弱ったマインドに脳天気なポジティブな心理が働いただけで、そのナンピンに根拠・理由は無いわけです。そして多くの人はその後に暴落しても耐えうる資金がないのにナンピンします。だから大負けします。

繰り返しになりますが、自分の資金に対してロット数や損切りの幅を柔軟に設定することも大切です。注文と同時に損切りの注文をする注文方法も多く存在します。それらを使いこなして徹底的にリスク管理をすれば損は減ります。もちろん慣れないうちは小さな負けが増えて勝率も下がるかもしれません。しかし、たとえ勝てなくても大負けして退場することはないでしょう。

やっぱりこわいなと思ったらインデックス投資へ

ここまでの話を受けて、自分で考えて行動することが面倒に感じる方も多いと思います。FXはある程度短期的に少ない元手をレバレッジをかけて24時間増やせる手段です。少ない元手でもレバレッジを掛けることで、大きな資金を動かすことができます。これは投資信託や株(信用除く)では得られないチャンスだと思います。市場は24時間空いているのでフルタイム労働者であっても帰宅してからトレードができます。仮想通貨のFXなら土日もトレードできます。

それらのメリットを差し置いてでも、地道に資産を増やしてみたいということであれば無理にリスクを追うことはなくインデックス投資をやってみることをおすすめします。インデックス投資も理屈を理解しないといけないので、それすらも面倒に感じる方はウェルスナビをおすすめします。

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理系大学院時代にトレードで小遣い稼いだ方法
大学院は拘束時間が長くバイトもできないですが、生活費や交際費がかかります。 少ない元手で金を生み出すためトレードに明け暮れていました。特にNY市場の動きと主な指標発表は22時~4時に集約されており、ドル円・ポンドルでのトレードにのめり込んでいました。 当時勉強した中でも、ぷーさんの教材は初心者でも分かりやすくおすすめです。暗号資産トレードにも応用できます。

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