大学院生が考える高校生の大学の選び方

前提として、私は工業高校を出て、理系学部に進学し、理系院に現在所属しています。

中学生高校生の進路に迷っている人や、大学生活を漠然と過ごしている人に見てもらいたいです。

この記事は学部時代に書こうと思って下書きに溜まっていたのですが、

大学院に入った今でも社会的立ち位置は学生として一貫しているため

せっかくなら記事にしようと修正し投稿した次第です。

 

大学生・大学院生という、

人生の中で一番自由で裁量権が与えられている貴重な時間をどのように使うべきか。

そしてももそも、中学生高校生浪人生のあなたは、

どの大学、どの専攻でそういう時間を過ごすか。

難しい問題です。

 

大学の選び方

学歴の話をするのは控えているのですが、最近おもしろいことがあって学歴感が変わりました。

まずは、私がどのように大学を選んだかを書いてみます。

 

私の大学進学決定

もっと簡単にいえば、私は英語が一番得意でした。

英単語帳数冊潰したし、文法もガッチガチにやっていました。

塾の一番上のクラスで学芸大附属や開成に囲まれて勉強していました。

(あいつら、まじハイスペです)

 

英語は強いけど、どうも文系って性に合わないのかな、という感じが自分の中にありました。

工業高校だったこともあり、もはや理系しか選択肢にありませんでした

歴史の授業とかほとんどないし、独習で現代文や古典をやるのが苦痛だったというのもあります。

 

じゃあ理系の中のどの分野に進むのか。

志望校はどこにするのか

 

当時は、まあ東大行っときゃ間違いないと思っていました

そのため高校3年初期くらいまでは本気で東大行こうとか思っていました。

「東大以外大学じゃない」みたいなことを仲間内でネタとして言ってました。

そんな恥ずかしいことを今でも覚えています笑

今中学生高校生のあなたは、もうちょっと自分を客観視しましょう笑

 

そして、学部はどこにするのかを考えました。

そもそも自分が何やりたいのかわからなかったんです。

情報系の学科で、回路をやったりプログラミングをやったりしていたのですが

プログラミングがどうも不得手でした。

自分の中でしっくりこなかった。

今考えればもっと自分に鞭打ってしっかりやればよかったと思っていますが。

多くの学友が、情報系学科に進学を決める中で悩んでいました。

 

そもそも将来自分が何したいのかが見えてこないんですね。

この漠然とした不安は、その大きさの違いはあれど

優秀な人は小中学生、普通は高校生、崖っぷちで大学生の就活時に感じることだと思います。

 

多くの人が自分をなんとなく言い聞かせて、

本当に興味のあるものかどうかもわからないまま進路を決めたことでしょう

 

ちなみに私は映画好きが高じて、最終的に素粒子などに興味を持ち進学先を決めました。

もっと詳しく言えば、天使と悪魔という映画を見て

「なんとなく物理かっけー」「素粒子ぱねー」という感じで進学先を決めました笑

 

こういうきっかけって結構大事だと思います。

だから私は、高校生には映画や小説、新書、漫画などなんでも見て読んで欲しいと思っています。

何があなたにきっかけを与えるかはわかりません。

まあギャグ漫画ばっか読んでいるのはダメですけど。

 

正直、昔から学者を志していた、とか~の研究がしたかったという熱い思いがあったわけではりません。

もちろん、大抵の高校生はそうだと思います。

しかし、そのような形で進学先を決めたため、

昔からの夢を追いかけている人間が

私の目にはまぶしすぎるのです!羨ましい!

(小野さんは、実際にお会いしたことがあるのですが幼少期より宇宙への夢を抱き実現中の方です。経歴はガチの理系エリートです。大学院になってから読んだのですが、中学生や高校生の時に読んだらまた違ったかも)

 

ちなみに、大学をどう選んだかですが

私には下の兄弟がいるため、今後両親の金銭的負担が増えることを加味し国公立しか選択肢にありませんでした。

親は好きなところいけって言ってくれたけど、やっぱりお金の問題は難しいよね。

まあ実際、理由はいろいろあるけど国公立の方が良いと思います。

あとは、自分の家から通えるかどうか。

一人暮らしするならどのくらいのお金がかかるのか、奨学金がいくらもらえてどのくらいまかなえるのか。

そういうことも考えないといけないですね。

 

多分、私が高校生の時はそこまで深く考えていませんでした。

自分でお金を稼げる環境になる大学生、つまり今だからこそ、上記のような視点をもてるわけです。

「学費が安い国立」

「近い、通いでいける範囲」

「偏差値はできるだけ高め」

正直、こんな感じで選んでました。

 

 どのように大学を決めるべきか

私の進路選択の感じはわかっていただけたと思います。

じゃあみなさんが実際に進路選択をどうするべきかに言及していきます。

 

高校の選択については、過去に話したことがあります。

ここで、参考程度に中学生向けに少し高校の選び方について書いています。

 

まず志望校を選ぶ前にやるべきことは、

「自分が今どのくらいの学力なのか」

「やりたいこと、興味あることはあるのか」

「その学校を目指すためにどのくらい努力できるのか、本気になれるのか」

「家族、お金の問題」

この4点を考える必要があると思います。

 

自分が今どのくらいの学力なのか

己を知ることは大切です。

偏差値30からの東大!みたいなことは思っている以上にくっそ努力しないと実現しません。

並大抵のガッツでは、そういった偉業を成し遂げることはできません。

 

だからといって、諦めたり自暴自棄になるのは持ってほかです。

そこで、次の項目が浮かんでくるのです。

 

やりたいこと・興味あることはあるのか

自分自身を奮い立たせるモチベーションとしてこれが必要になってきます。

ただ、別に明確なビジョンが見えている必要はありません。

教育実習で実際に学生にふれあう機会はありましたが、

自分自身のビジョンを明確に描けている方が少数です。

 

なんとなく、数学やりてーなーとか科学やりたいなーとか

新しいスポーツ素材作りたいなーとか

人の行動の仕組みを学びたいなーとか

薬の開発したいなーとか

人間が言葉を理解する仕組みしりたいなーとか

 

その程度の感じでいいので、ドンドン紙に書いてみてください

思いつきを紙に起こすことが大切です。

自分が何をしたいのか。

何に興味が有るのか。

こういう作業は社会人になっても大切だと感じます。

1つ1つを付箋に書き起こすのがおすすめです。

忘れないうちにすぐやろう。

 

夢にどれだけ本気になれるか

じゃあそのやりたいことを、今ここで仮に夢とおきます。

夢を実現するために、あなたがどれだけ本気になれるかを考えてみてください

 

通学時間にソシャゲするのをやめて単語帳を見れるのか

スマホを親に預けて家で勉強できるのか

友達が遊んでいる間、一人で勉強できるのか

テレビを見ている時間を減らせるのか

部活をして疲れて帰った後に、勉強することができるのか

彼女の誘いを断ってでも勉強できるのか

 

もちろん、そこまで思いつめる必要はありませんが

何かを得るには何かを犠牲にするしかありません

自分の時間マネジメント力が試されるわけです。

 

私は、「大学受験は何を測っているのか、見ているのか」を考えた結果

一つの結果が次のものだと考えています。

「自分の時間を犠牲にしながら、追い詰められないように適度に息抜きしストレス管理をしつつ、努力し試験という課題を乗り越える力」

だと考えています。

これが反映された結果が、偏差値や学歴になるのかなと思っています。

そしてそのまま、大学の価値として現れるのかなと思うようになりました。

 

朝早く起きて時間を作ったり、家に帰って御飯食べるまでの時間を使ったりって

普通に考えて、社会人にも求められる力ですよね。

 

だから、就活では日大よりマーチ、マーチより早慶みたいな感じで見られてると思います。

学歴フィルターも実際にあります。

自身の経験ですが、ある人事の方とお話した感じ、言葉を濁しましたが「学歴で人を見る時代は終わってます」とか言いながら結局学歴でフィルターかけている旨を匂わせていました。

 

私は理系なので、研究機関として大学を捉えると学歴とか偏差値とまた話が違うのですが。

家庭環境とお金

最後に問題になるのが家庭環境とお金です。

しかし、お金がないから進学を諦めるのは間違っていると思います。

奨学金が充実しているため、周りの学生で奨学金で学費・生活費をまかなっている人間もいます。

実際にそういう学生がいるのです。

また、学会などで結果を残せば、その奨学金は半額ないしは全額免除になることもあります。

 

学費を自分で全額負担しているわけではないため、

私がこの話に触れるのはおこがましいですが

「学費が払えなくて進学を諦めた」っていうのはちょっと違うかな、と思います。

 

まとめ

自分のやりたいことを探そう

自己管理能力を上げよう

お金の問題で進学を諦めるのはやめよう

 

大学生の過ごし方

私自身が正しい大学生の過ごし方をしたのかはわかりません。

なぜそう思ったかというと、大学生活を振り返り自分の中で後悔のない充実感が溢れているわけではないことと

そして「正しい大学生の過ごし方」が定義されていないことが挙げられます。

そもそも大学生の過ごし方

いろいろな過ごし方が考えられますが、

私の大学生活をまずは振り返ってみましょう。

 

私の大学生活

対して特筆すべき点はありません。

大学院からは少し面白みがあるのですが、学部時代は酷いものでした。

一般的な、ダメ大学生です。

サークル活動や私生活に比重を置き、授業はないがしろにし、成績は低い方でした。

院試験で苦労しました(笑)

ただ、その傍らでネットビジネスやFXに手を出していました。

これだけが他の大学生との違いなのかな、と思います。

 

今思えば、もうちょっと尖ったことをやればよかった。

理系大学生の皆さんは、

3年生までに海外旅行やバックパックなど、時間をまとめて奪うものをやってしまいましょう。

4年生進級後の研究室配属後は、思っている以上に自由がありませんから。

 

周りの大学生

まず大学生という身分は基本的に暇を持て余しているはずです。

学業に専念し、本当に心から勉強だけに集中している学生は

ほんの、ほんの一握りだと思います。

たいていの学生が出席もロクにせず、単位取得のためにゴミのようなレポートを提出し、

先輩から受け継いだ過去問を暗記し徹夜して試験を受けていることでしょう。

では学校に行ってない残りの時間は何をしているのでしょうか笑

大半の人が、サークル、バイト、遊び、(のめり込みすぎる人は恋愛)

というところではないでしょうか。

もちろん、自分自身大学でサークルや私生活に打ち込み単位もすれすれで進級してきたので

人の事はとやかく言えません。

また、これらに費やせているならそれはまだ良いほうかもしれません

一番しょうもないのが

なんだかんだ、家でゴロゴロしたり、昼まで寝て飯食っては寝て

アニメを死ぬほどみたり、漫画を意味もなく何周も読んだり

ひたすらオンラインゲームやったりしている人です。

 もったいない!

正直、こうやって過ごしている人は時間の使い方が勿体無いと思います。

人の時間の使い方を評価するのは気が引けますが、ハッキリ言えば無駄です。

コスパや効率を求める私としては、ちょっともったいなすぎ!って感じちゃいますね。

中には、堕落した自分の生活に嫌気が指していても環境を変えたい

と思っていても活力が出ない人もいるのではないでしょうか。

人は一度堕落すると、底から這い上がるには大きなパワーが必要です。

どうせ有り余る時間があるなら何か新しいことに挑戦したり(スポーツや楽器など)、

若い体を存分に活かした方がいいと思います。

 

正しい大学生活とは

ここで、自分なりに定義することにします。

正しい大学生活とは、

「将来後悔しない大学生活」です。

 

漠然としていますが、つまり多種多様、百人十色ということです。

恋愛に重きをおくもよし、勉強に重きをおくもよし、バイトに重きをおくもよし。

しかし、将来の自分が今の大学生活を振り返って、後悔しないかどうかをたまに考えてみましょう

そういう基準で考えることができれば、より充実したものにしようと思えるのではないでしょうか。

 

要は、自分が納得行けばいいんです。

じゃあゲームしててもいいじゃん!ってなります。

 

そこで、将来の自分がどう今の振り返るのかを考えてみるわけです。

新しいことを始めるなら

興味があれば、将来の糧にもなり、お金も手に入るネットビジネスをおすすめします。

今時調べれば大抵のことは出てくるため、始めるのはタダです。

 

ネットビジネスって言葉が、ネオヒルズのせいで悪くなってるんですが、

ブログとかYoutubeとか転売とかせどりとかそういうものと考えてください。

 

パソコンでアニメ見てるその時間を少しずつお金に変えることができたら面白く無いですか

家から一歩も出れない人も、バイトしなくてもお金が入ってくると嬉しくないですか?

ネットビジネスは、私たち大学生という若さも関係ありません。

ニートでも、専業主婦でも、退職した方でも誰でもできるのが魅力なんです。

そして、いつでも始められるのです。

まとめ

最後の最後に、なんか勧誘っぽくなってしまいましたが

暇ならネットビジネスやFXに興味を向けてみると良いよね。

 

理系大学院時代にトレードで小遣い稼いだ方法
大学院は拘束時間が長くバイトもできないですが、生活費や交際費がかかります。 少ない元手で金を生み出すためトレードに明け暮れていました。特にNY市場の動きと主な指標発表は22時~4時に集約されており、ドル円・ポンドルでのトレードにのめり込んでいました。 当時勉強した中でも、ぷーさんの教材は初心者でも分かりやすくおすすめです。暗号資産トレードにも応用できます。

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