アメリカで夜遊びのためにUBERを使ってみた

UBERとは

ネットで支払いをし、ドライバーを呼ぶ個人タクシーです。

みなさんはウーバーを使ったことはありますか。

まず日本国内ではあまり無いことでしょう。

車を用意してくれる側が圧倒的に少ないです。

2013年時点では、日本では公認ドライバーが少ないみたいです。

まあそもそも都内だと値段が高いしタクシーと変わらないですからね。

そしてこれから広がっていくにしても、法的な問題もあります。

そんなUBERを実際にアメリカはシリコンバレー周辺で使ってみました!

そもそもUBERとは

個人の車を、まるでタクシーのように使うサービスです。

詳しく説明していきます。

人の車に乗るの?

そうです。

人の車に乗ります。

汚いかもしれないし、臭いかもしれない。

そんな不安もありましたが使ってみましたよ。

 

それって大変じゃない?

個人の車に乗るってイメージわかないですよね。

子供の頃、友達のお母さんにスイミングスクールに送ってもらった経験があります。

もっと遡れば、同様に友達のお母さんに田舎で原付きの足元に無理やり乗って送ってもらったこともあります笑

 

でもこの場合は、友達のお母さんだし、友達の家の乗り物だし・・・

 

知らない人の車?知らない人の運転?

それって大変じゃない?って思ったあなた!

(詳しくはLOVE理論を参照)

 

それを補うメリットがあるんです。

 

UBERのメリット

タクシーでもなく、バスでもなくなぜUBERなのかその謎を解き明かしましょう。

アメリカと言えど、場所によっては田舎

そもそもアメリカと言えど、シリコンバレー付近は実は田舎です。

私も映画をよく見ていたためアメリカといえば高層ビル、ウォール街とか

とても都会的な印象が強かったです。

 

アップルだってマイクロソフトだってオラクルだってシリコンバレー出身なんですが、

アップルストアでiPhoneが発表された時の場所のイメージやブランド感が先行してしまい

シリコンバレーが田舎だってことを忘れていたんです。(普通に知らなかった)

 

よく考えて見れば、”カリフォルニアの広大な~”とかマクドナルドのCMのキャッチに使っていたような気もするので、都合の良いことしか覚えていなかったわけですね。

 

シリコンバレーからサンフランシスコに一度行ったのですが、移動中もトンデモナイ田舎だらけでした。

(アメリカ=都会は間違っていたんだ!と察しました)

田舎だと公共の交通機関が不便

滞在先付近に、スタンフォード大学があるため

交通機関(終電・終バス)も充実しているかなとたかをくくっていたんですが、

もともと電車も1時間に1本な上に11:00台で終電は終わり。

日本なら高いけど深夜バスとか走るよね?!

 

日本なら、学生街だとなんだかんだ遅くまでやっているお店もありますよね。

アメリカだと普通にシャッターが閉まっています。

飲み屋さんですら、10時くらいにクローズします。

決められた時間ずっと営業するというよりかは、人がいないと閉めてしまうみたいですね。

日本だと朝までやっているところが多いですよね。

 

日中は研修を受けている私たちにとって、遊べる時間帯=夜中だったため誤算でした。

みんながUBERを勧める

現地で、「○○に行きたいんだけど」とか「○○までどうやっていけばいいんですか」と聞くと

”by yellow cab”なんてワードは一言も出てきませんでした。

みんながみんな、口を揃えて

「UBERで行きなよ」

「UBERで○分だね」

「UBER呼んだら?」

みたいな感じだったんです。

 

正直、名前は知っていましたがサービス自体にあまり詳しくなかったため

アメリカについて現地の先生の口から「UBER」という言葉を聞いて初めてUBERをインストールしました。

たしかに研修先で「UBERが便利だよ」と先生方はおっしゃっていましたが

まさかみんながみんな口を揃えてUBERというほど

”当たり前”レベルで浸透しているとは思ってませんでした。

 

日本じゃ誰も使ってないですよね。

そもそも公共の交通機関が充実しているためタクシーに乗る習慣がないかも・・・?

クラブを探して丸1日

ここまで、”UBERを利用して他人の車に乗る前”までの私の感想をまとめてみました。

それでは、実際に乗ってみてどう感じたかをまとめていきます。

 

その前に、私がなぜUBERを利用したかというと

「アメリカ現地のクラブに行きたかった」からです。

 

日本に来たドイツ人と日本のクラブに行ったことがあるんですが、

音楽はどこも共通で知っているものばかりなんですね。

だから誰でも楽しめるんですよ。

会話なんて、文法も気にしなくていいしフィーリングで話せる。

 

そして何より、クラブに行くことで現地人と一緒の空気を吸えると思ったんですね。

せっかく外国に来てるんだから、現地人と一体化したいなーなんて思って。

外国人が日本に来ても、そういった現地の日常的なものを求めて「IZAKAYA」に行くわけですからね。

 

スタンフォードの学生に聞いてみた

夕方に、スタンフォード付近のショッピングセンターを回っていました。

現地のアップルストアやゴディバを見たり、アバクロじゃん!とかなったりしてました。

ロクシタンとか。

中国系の人が多かったですね。

 

その後スタンフォード大学キャンパスに行きました。

仲間と夜どうする?ってなって

「クラブ!」となったため

ネットでググッてみたんですが、いまいち情報が出てこないんですね。

それでもなんとか3店舗ほど目星をつけておきました。

 

友人「いや、まてよ」

友人「ここ大学だぜ?大学生=遊んでいる=クラブ知っているんじゃないか?」

私「cool」

 

そう思ってスタンフォードのキャンパス内バスに乗ろうとしている学生や職員数人に声をかけて聞いてみたんですが

みんな

「nothing」

 

え???

 

しまった!

 

アメリカの大学は卒業が難しいから大学生は遊んでないんだった!

 

 

諦めない心

異国の地、異国の文化をどうしても味わいたくて目星をつけた店舗を回ることにしました。

色々な人に話を聞くと

「クラブは夜10時以降からしかオープンしなよ」なんて話も聞くので

現地のピザを食べながら時間の経過を待ちました。

 

そもそも研修していたわけだからめちゃめちゃ疲れているし

「いざ駅に向かうとダウンタウン行きの電車はギリギリあるけど帰りの電車が無くね?

 

なんてことになったのですが、決意しクラブへ行くことにしました。

 

クラブ探しの旅

UBER体験記を交えながら書いていきます。

1軒目へ

最終電車で1駅。帰りの電車はない時点で男たちの決意の固さが見受けられますね。

 

とある駅を降りたんですが、さてクラブがどこにあるのか分からない。

Softbankだったため、Sprintが繋がるのですが

田舎なので電波が途切れ途切れで使いものにならない・・・

 

お、あった。

nuts houseだ。

 

nutsといえば、隠語でballsのこと。

初めは、「ゲイバーじゃね?」「ゲイバーでもよくね?」みたいに友人と笑い合っていたんですが

入り口にゴリゴリの黒人が!

 

超怖い。

いや、ほんと8mileの世界。

 

だから店の外側からチラっと中身見たら本当に男ばっか!

マジでそういう人が集まってる店なのか?と思いながら

それっぽい男性に窓越しに手を振られたので振り返したら友達に怒られました。

 

まあそんなこんなでnuts house がいわゆる”クラブ”ではなく日本で言うところの”バー”だったんです。

 

2軒目は潰れていた

そこから少し歩いたところにクラブがあるはずだったんだけど、

expiredだかなんだかって張り紙がされていてさ。

 

ビル自体がもぬけの殻になっていて明らかにビルの改装前の撤退感が出ていました。

ネットの情報の新しさ、古さって海外だと特に分かりにくいですよね。

 

3軒目は記憶に無い

もはやよく覚えていないけど普通の小さなバーだったのかな?

それとも潰れていたかもしれません。

その程度の記憶

 

ここまで来て、普通のバーっていうのは勿体無いと思ったので

「じゃあもう諦める?」となりかけた時

男たちはみな、「いや、諦めないよ」と口を揃えていいました。

そしてUBERの旅が始まる

nuts houseの前にいる女性陣に「ココらへんにクラブない?ダンスとか音楽とか!」というと

「patioっていうのがあるよ、UBERですぐじゃね?」

IMG_2142

「こっからならすぐだよ!UBERならね」

「UBERでいくといいよ」

とマジでUBER推薦の嵐だったので、ドキドキしながら使ってみることに・・・

 

あ、そうそうアメリカって話しかければ基本フレンドリーな気がします。

スタンフォード内でも迷って何度か話しかけましたし、ヒッチハイクもさせてくれました。

中国人と間違えられましたけどね!?

 

結論から言うと、日本で言うところの「クラブ」には辿りつけませんでしたが(泣)

UBER体験記ということでまとめました。ご容赦ください。

 

1人目 マジシャンなおじさん

この人は楽しかったですね。

英語に癖があるんですが、積極的にペラペラ喋っていただけたので

リスニングの勉強にもなるし、アメリカ現地人の暮らしっぷりも聞けるしでとても良かったです。

 

とても親日な感じだったのですが、どうやら日本に友人がいるみたいです。

そしてその友人っていうのが、マジシャンの家にホームステイしていたみたいです。

 

シリコンバレー付近は、あるラインを堺に金持ち区間とそうでない区間と分かれていて

生活スタイルもぜんぜん違うぜ!とのこと。

特に面白かったのがスタンフォード付近って、

いいところの会社に勤めていた人が引退してから済むスポットみたいですね。

だから車もいい車ばかり走ってるのだとか。

 

そして一応彼にも、「このあたりにクラブある?音楽聞いたり踊ったり」っていうと

loud musicが店内に流れる場所ならあるぜ!とのこと。

 

さっき女の子たちに聞いた場所とは違うけどそっちも行くかってなって回ってきました。

 

結果としては両方共普通のバー。

「マジかよ・・・」と。

 

送ってもらった先がちょっとした繁華街だったので、

色々回ってみたり、周りの人に聞き込みをしてみたんですが

「平日の夜中から遊んでるほど俺らはヒマじゃないよ、木曜か金曜じゃないと」と怒られる始末。

 

街中で、ちょっと高そうなクラブが目に入るも、すでに夜中の11時で閑散期ということでクローズの準備に入っていました。

(ここでのクラブは銀座のママ的なクラブね)

イケイケなねえちゃんが椅子に座っていました。キャバ的な感じなのかな??

 

結局何の収穫もなしに普通のバーで飲んで帰りました。

トホホ

 

こちらは10マイル、25分ほどの乗車で約20ドルでした。

電車よりは高いですが、楽しい会話を含めると安い安い。

(現地のタクシーの値段を知らないのは内緒)

 

2人目 無口な黒人さん

我々が酔っていたこともあり、

呼び出した場所に少し遅刻したことと、

(正式には私が介抱されていた・・・)

街灯が少なすぎて場所が正確に把握できなかったこともあり

(アメリカのストリートってそもそも車を路駐するのが当たり前なので車が多い

何度か電話が来たので

「im heading」ばっか通話口で伝えていた気がします。

 

車内ではほとんど無口で、きっちり送り届けてくれました。

 

最初の人がフレンドリーだっただけにこうもちがうのか、となりましたが

我々が寄っているゆえの気遣いかもしれないのでわからないですね。

 

こちらは、8マイルを15分で15ドルでした。

UBERまとめ

”NAVERまとめ”みたいな響きですが個人的に気になったポイントなどをまとめておきます。

呼び出しがイマドキ

UBERアプリを開くとすぐに現在地付近の地図が表示されます。

今周辺にいる車が表示され、それがあと何分で来ることができるかが表示されています。

IMG_2137

また、Amazonのようにドライバーのレビューがあるため

ドライバーに対する不安も少しは解消されます。

 

uberxとかxlとかは車のサイズなどです。

メンバーが何人いるか、あと予算を考えながらドライバーを選べます。

 

わずか数タップで、車と場所を指定し呼び出しができます。

 

どの車かわからない

私の場合は夜中の利用だったため、非常に車を見つけるのが難しかったです。

特にアメリカは街灯が少ないところが多く、「車のライトを点滅させてよ」と電話で頼んだ記憶もあります。

 

基本的にドライバーの顔と車種がわかるため、日中なら問題無いですが

どの車かわからない!ってなった時に

 

相手を待たせてないかとか不安になっちゃいますね~

 

車内の綺麗さ・香りは車次第

基本的には綺麗です。

台湾のタクシーには何度も乗りましたが、それと比較すると比べ物になりません笑

 

ドライバーも自身が評価される(運転後レビューする)ので、

車内環境は整えられていることが多いです。

 

車の乗り心地ですが、アメリカでもTOYOTAやHONDAが幅を聞かせているので

アメリカだからウンヌンといったことは特に無さそうですね。

変わった車に乗った方がいたらぜひ教えて下さい。

 

タバコを吸うドライバーもいるので、その場合は少しタバコ臭いことがあるかもしれません。

 

支払の手続きがないゆえの安全さ

タクシードライバーって、客が金を払ってくれる保証がないわけですから怖いですよね。

だからピリピリすることもあると思うんです。

 

しかし、UBERの場合はクレジットカード決済のためそういった不安が解消されています。

 

また、利用者側にとっても小銭を暗い車内で探したり、料金が高い(不正請求)んじゃないかと

文句をつけるようなトラブルが発生しにくくなっています。

 

とてもGoodです。

 

そういえばチップは?

アメリカならではの習慣ですが、チップの問題が発生しません。

そういったものをコミコミの値段が請求されています。

利用した後には登録したメールアドレスに請求額が来るので安心ですね。

 

明細がすごい明細になっている

利用明細は、アプリでもパソコンからブラウザでも、そして前述のメールでも確認できます。

 

利用した時間、経路、距離が全て記述されています。

ドライバーの顔も見れます。

 

ああ、あの人の車乗りたいなーと思ったらまた呼べばいいんですね。

便利便利。

 

乗り終わったらお礼を言って評価するだけ

直接お金を払うプロセスがないため、サンキューでーすと伝えるだけ。

アプリで最後にちょこっと評価したら終わりなんです。

いいですよね~。

評価

 

 

まとめ

UBER発祥の地であるシリコンバレー付近で、UBERを利用し乗り回した話でした。

初めは抵抗があるかもしれませんが、利用してみるとタクシーよりも安心できるかもしれません。

 

日本でも、要介護高齢者が多い地域ではUBERのようなシステムがあれば助かるかもしれませんね。

介護タクシーの値段って思っているより馬鹿にならないんですよ。

 

でも要介護高齢者を快く受け入れることができる一般車があるかは怪しいですが。

 

理系大学院時代にトレードで小遣い稼いだ方法
大学院は拘束時間が長くバイトもできないですが、生活費や交際費がかかります。 少ない元手で金を生み出すためトレードに明け暮れていました。特にNY市場の動きと主な指標発表は22時~4時に集約されており、ドル円・ポンドルでのトレードにのめり込んでいました。 当時勉強した中でも、ぷーさんの教材は初心者でも分かりやすくおすすめです。暗号資産トレードにも応用できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。