初心者がインデックス投資に迷ったら読む本

インデックス投資を始める前に悩んでいる人、すでに始めているけど自信が持てない人におすすめの本を紹介します。「世界のエリート投資家は何をみて動くのか」を読むことでインデックス投資家は背中を押してもらえます。そして更にインデックス投資を積み上げていこうと覚悟できます。

インデックス投資をしていると、その退屈さ、シンプルさ故にこれでいいのだろうか?利回り10%の株を仕込まなくて良いのか?と不安に駆られます。そのときにこの本を読んでみてください。自信を持って買い増しするようになることでしょう。

また、この本では様々な投資家たちがインタビューされているため、金持ちのマインドが少しわかるようになります。自己啓発本を買い漁っていますが、たまには投資本を読もうと思い、タイトル買いしました。ところが、読み進めていくと、実は後半は自己啓発本のような流れになりました。金持ちマインドは豊かで自由な生活を目指すあなたにとって実は必須です。

世界のエリート投資家は何をみて動くのか
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著者のアンソニーロビンズについて

アンソニー・ロビンズの本を読むのは初めてでしたが、言われてみれば彼は自己啓発セミナーで有名です。本を買ってから彼の本だと気付きました。彼がやる気が出ない若者と対話し、鼓舞する動画は有名です。それではないですが参考にアンソニー・ロビンズのセミナーの動画を御覧ください。

前半①:大物投資家へのインタビュー

本の内容は、ヴァンガード設立者やバフェットといった投資界隈での著名人が自らの投資方法や哲学、ポートフォリオを対話形式で教えてくれます。例えば、もし子供に投資方法を教えるならどうするか、といったような質問に対する答えが中心となっており、対話形式で何人分ものやり取りを読むことができます。

今どき、ブログやTwitterで死ぬほど情報は手に入りますが、本当に価値のある言葉なんて一握りかもしれません。それに比べ、この本の中に出てくる彼らはトップ中のトップ。顔も実績も曝け出した投資家ばかりです。実績のある人間が残す言葉は重みがあります。 明日から使えるような実践的な内容が多いわけではありませんが、世界で活躍する化け物トレーダーの考えが分かるので面白かったです。

前半②:大物投資家からインデックス投資についてコメント

実は、ただのインタビュー本ではなくてインデックスファンドに投資する人たちの背中を押してくれる本でした。図らずも、多くの投資家がインデックスファンドについて熱弁します。なぜ、あなたはインデックスファンドに投資するのか、悩んだら読んでみても面白いと思います。投資に正解はありませんが、本書は何かしら自分の中で考えるきっかけを与えてくれると思います。

特に、インデックスファンド、アクティブファンドが何かは分かっているものの根拠を持たずに商品を購入している人、若しくは全く投資のことわからないけどインデックスファンドはコストが低くおすすめだと聞いて鵜呑みにして購入している人にとって、とても役に立つ内容だと思います。

また、本書ではインデックスファンドの有効性が多く記述されます。多くのインデックス投資家は勇気をもらえることでしょう。

後半:著名投資家(金持ち)の共通点

後半の自己啓発セクションに関して、私が得たものは、寄付することは豊かさを与えるということでした。私はこれまでの人生で寄付をしたことは5回程度だと思います。それも恐らく10円程度。「物事の考え方を変えてみようかな」と良い刺激をもらいました。実際に、2019年12月には早速首里城復興のための募金を行いました。

経済的自由に達するためのチェックポイントは異論なしです。多くの普通の人間が豊かになるには、経済的自由をある程度確保しないといけないのですが本書の主張は、要約すると支出を抑え、貯蓄と投資を行い適切な資産分配を行うことです。Twitterやブログでも何度か主張していることです。この本を読んでハッとしましたが、私の場合は大学生の頃にFXをやって経験的に気づいたことが改めて文字に起こされていました。

また、人生の生き方、考え方についても書かれています。自己啓発系を読んだことがある人には後半はイマイチかもしれませんが、前半の投資(それもインデックスファンドを激推するかなり大衆向けの投資)のテーマから人生に向けてテーマがきれいに移っていくので、新鮮でした。

まとめ

・インデックスファンド投資家、検討中の方におすすめ
・投資に関心のある多くの人に勧めやすい本です。
・投資は多くの人にとって必要であり、富裕層は必ず通る道であることを気付きます。
・成功者は、投資に対しても人生に対してもしっかりと考えを持っている事に気づきます。
・金持ちになると、最後は人生をより良くどう生きるか(他者貢献していくか)に行き着くことに気付きます。

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