FXの特徴として挙げられるのが、スワップ金利。
スワップ金利とは、FXをやったことがない人にとっては
聞き慣れない言葉だと思います。
5分で、スワップ金利について理解できるようにまとめました。
Contents
5分でわかるスワップ金利
それでは具体的に学んでいきましょう。
誰もが知っている金利
そもそも金利とは何かを理解する必要があります。
日本では、低金利なため銀行に預けていてもお金は増えません。
これは皆さんがご存知だと思います。
でもこれは金利の一面でしかありません。
金利とはお金の貸し借りに発生する価値分の値段
イマイチピンとこない人が多いかもしれません。
あなたが金利が1%の銀行に1万円預けるとします。
実はこれ、銀行にあなたがお金を貸している状態です。
貸してくれたあなたの1万円に対して金利である1%を与えます。
大抵は、年利(1年間での金利)なので年間で100円分口座にお金が増えるわけです。
スワップ金利は通貨間の金利差から生じる
FXというのは、我々日本人が日本円で外貨を買うだけに限らず
様々な通貨ペアを日本にいながら売買できます。
自分が売買するペアの通貨間の金利差によって、発生するのがスワップ金利になります。
GMOクリック証券のFXneoの実例で見ていきましょう。

すでに分かりやすく、1日その通貨ペアを1万通貨分だけホールドしていると
どうスワップがつくのかが書かれている。
スワップ金利の計算方法
スワップ金利の計算方法を考えてみよう。
(計算しやすい数字にしている)
南アランドの金利は6%とする。
日本の金利を1%とする。
南アランドのレート(何ア/円)が100円の時、
1万通貨の運用で1日いくらのスワップがつくか計算してください。
答えは
100円×1万通貨×(6-1)%÷365日=137円となる。
金利差ということを理解してもらえればオッケーだと思います。
もちろん、金利がプラスになることがあるということは、
金利がマイナスになることもあります。
スワップ金利だけで儲けようとするな
昔は、ランド円において塩漬け状態で暮らしていく方法が紹介されていました。
というか現在でも、1万円くらいの商材でそういう内容が公開されています。
たしかに、今後活発に開発されていくことを見通せば上がるような気もします。
その上に、変動が小さく、リスクが低いと考えられてはいます。
どういうことかというと上のレートの例であれば100万通貨買えば、
毎日13700円のスワップ金利収入が手に入るわけです。
月収にして40万円ほど。
しかし、実際は為替変動の影響がいつどう起こるかわからないため安全とは言い切れないのが事実です。
スワップ金利そのものも、経済の状況によって急に変動することがあるため、まったくもって安全ではありません。
まとめ
スワップ金利とは、FXでお金を増やしたい大半の人にとってはあくまで副次的なものと考えましょう。
メインの収益は売買の損益によって生み出しましょう。
もちろん、資産がかなりある人だったら、
20円くらいの変動を受けても追証にならないくらいで
南アランドを購入しておくことは有りだと思います。
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