就活生の不安を煽りブラック企業やベンチャーに紹介する人材会社に注意!

就活生のあなたには本当に気をつけて欲しいため今回の記事を書きました。
少し迷いましたが、私自身がその現実に直面したこともあり
また後輩たちも被害にあいかけているため今のうちにまとめておきます。

就活生向けのサービスについて

リクナビ、マイナビ。
これらが就活生向けサイトとしての二台巨塔だと思います。
次点でキャリタス?も電車広告が多く知名度高めですよね。

豆知識ですが、マイナビって実は広告数が多いだけで、
リクナビの売上の10分の1もないことを知っていましたか。
売上を調べていくと、企業のことがよくわかりますよね。
私も、広告の宣伝効果の凄さを再認識させられました。

我々が目にする就職サービスは、これだけでなく
大手のもの、ベンチャーのものと様々なものが存在します。
今日はその中でも、新卒の学生をベンチャーに
ねじ込もうとする会社が多い!と気になり記事にすることにしました。

(直接は関係ないですが景気が悪いから就職サービスが活性化するのか、
景気が良いから就職サービスが活性化するのか、これを考えると面白いですよ。)

就職エージェントの存在意義

まず、就職エージェントの役割について話していきます。
就職エージェントとは、各種就職斡旋サービスやその窓口となる人間だと思ってください。

学生は就職活動にお金がかかる

まずは就職活動の一般的な問題、お金の話をしましょう。
学生の方は就活に金がかかってしょうがないと感じていることでしょう。
交通費だったり移動の合間のカフェ代や、昼飯代などの食費だったり。

特に地方から東京に来ている方はバカにならないと思います。
就活で40万くらい使う人もいるみたいですね。

この前北海道の大学に通っていて、そっちから東京に来て就活している方とお話しましたが
1ヶ月間もの間、自費負担で賃貸物件を探して東京付近に住むそうです。
もう金銭的な面では、めちゃくちゃですね。
とても普通の学生ができることではありません。

企業も採用活動にお金がかかる

しかし、採用活動でお金がかかるのは企業も同じです。
説明会のために都心のブースやセミナー室をとらなきゃいけない。
ああいう部屋は、1時間いくらと決められていて、かなり高額なんです。

また、多くのセミナーや説明会では相手も先輩社員を用意しますよね。
普段は別の仕事をやっている人を採用シーズンのために
わざわざ本業を休ませて起用しているわけですから、人件費もかかっているわけです。
普段は仕事している人間が、そこに参加しているわけですから仕事も遅れてしまいます。

これらのことを踏まえると企業は採用活動に大量のお金を使っていることがわかると思います。
場所代、人件費に加えて、マイページの作成や、SPIやテストセンターを利用するのにもお金を使っています。
こだわりぬいた採用ページはもちろん、たくさんのお金を使っています。
テストセンターの利用に、学生1人あたり1万円かかるという噂が流れていました。
(リクルートさん儲け過ぎ・・・)

企業が就職斡旋会社を使うメリット

リクナビやマイナビに登録している人はわかると思うんですが、
○○大学の人へ~という形でメールが来たり
○○業界志望の方へ~と言う形でメールがきたりしますよね。

上位校だと個別で電話来たりすることもあります。
どこから漏れたかわかりませんが、私の大学ですらなぞの会社からたくさん電話がかかってきました。
「最終面接からぜひ」という電話も来てなんだこりゃってなりました。

リクナビやマイナビなどに登録するメリットは、
こういった形で企業としては「会社を知ってもらう」ことも挙げられます。
だからそこに価値を感じ、お金を払うのです。

小さい会社はお金がない

でも、リクナビにあってマイナビにない会社とかありますよね。
逆もしかり。
実は、掲載してもらうのに結構なお金がかかるんです。

おそらく、目立つような特集とか組んでもらうには余計にお金がかかるはずです。
ちょっとしたことだけでも100万とか1000万とか出てるんじゃないかな。

でも、全ての会社がそんなに宣伝ばっかできない!
お金をかけた順に掲載されるのであれば資金力のない会社が埋もれるに決まっています。
そこで、小さい会社の悩みを解決するために生まれたのが中小向けの小さな就職斡旋会社です。

小さな就職斡旋会社

リクナビやマイナビほどの規模はないですが、特定分野に特化させることで、
会社のニーズにそった学生や中途人材を提案することができます。
具体例を見てみましょう。

 人材を育てて紹介するテックアカデミー

一見すると普通のプログラマー養成所ですが、身につけた後は就職の斡旋をするようです。

面白いですよね。育てて売る。農家みたい
こういうのはリクナビとかにないですからね。

人材会社の悪質なやり口

個別名を出すつもりはありませんが、周りの様子を見ているとベンチャー専門の人材会社のが増えているみたいです。

手口としては、学歴が低い人に対して
「大手はクソだよ、大手は無理だよ」と遠回しに伝え
「そんなところよりいい会社があるよ」とベンチャーの説明会に流しこむといった流れです。

触れ込みとしては、「無料でES添削します」とか「無料で面接体験」とかいった謳い文句です。
「GD対策講習」とかですね。
私が参加したのは「少人数制無料GD・面接対策講座」みたいな名前でした。

かなり巧みで、GDや面接練習を交えて学生に無力さを感じさせた上で
ベンチャーに新卒の就活生を斡旋します。

斡旋し就職してくれたり、選考に進んでくれると「紹介料」として
人材会社に報酬やインセンティブが入ることになっています。
人材会社の仕組み的に仕方ないですが、どうやら様子を見ていると
ノルマを課されていて仕方なく単価の高い謎の会社に新卒を送り込んでいるようです。

単価が高いということは、普通にしていると人が集まらないということで
ブラックっぽいということや、人気のない業界だったりキツイ業界だったりすることが多いと想像できますよね。
もちろん、ただ単にベンチャーでマイナーだから人が集まらないっていう場合もあります。
ただ、就活生の人格や努力を否定したりして人材会社営業マンの収益のために特定の会社に無理やり仕向けることはやってはいけないことだと思います。

部活で例える悪質斡旋会社

部活で例えればサッカー部に入りたくて入部体験したら
いきなりU-18代表と練習試合させられてボロ負けして
「君みたいな才能のないやつはサッカー向いてないよ」と言われ代わりに将棋部どう?と言われる感じです笑

特に学歴の低い学生は注意

色々な大学の学生と知り合いになって飲んだり話したりしましたが、
学歴がない人は、どこかで周りの学生(特に早慶とか国立とかに対して)
大きなビハインドを感じているようでした。

そんな状態で、君は難しいよ、と言われると諦めてしまうのもわかります。
就活では、いろいろな人の話を聞くのも大切ですが
全てを真に受ける必要はないと思います。

まとめ

私がここで具体的にあげている会社は、いい話しか聞きません。
最後にお伝えした怪しい斡旋会社ではありませんので注意してください。

このブログも含め、色々な情報が交錯していますが
正しい情報を自分でつかみ、素晴らしい就職活動を行っていただければと思います。

この本は結構面白いです。
よくある、使えない当たり障りのない内容ではなく
核心をついていますし、一流企業とは三菱商事のような会社を指していません。
就活の現実をわかっている著者だと思います。

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