脂質制限と糖質制限があることは分かっているが、実際どちらのダイエット方法が自分に向いているかわからない人も多いと思います。いわゆるりんご型、洋なし型という表現は実はこのどちらが向いているかを示す表現でもあります。私は先日脂質制限に取り組むと、みるみる痩せることができました。一方で糖質制限は体はしぼむが筋肉もごっそり落ちてしまい、なんだか自分の体にあっていない違和感を感じていました。おまけに無理な糖質制限でふらふらしたこともあります。
脂質制限に挑戦したとき、一番わかりやすく結果を得られたので脂質制限が向いているのかなと思いましたが、実はどのダイエット方法が向いているかは遺伝子検査によって調べることができると聞きました。いわゆる「リンゴ型」「洋ナシ型」という呼ばれ方をするものですが、自分がどちらの型なのかを数千円で検査できるということで早速やってみました。
Genelifeの検査では、4タイプのどれかを判定してくれます。例えば、りんご型だったら糖質制限、洋なし型だったら脂質制限がむいているのではないかということを示します。
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脂質制限とは
三大栄養素と言われているタンパク質、脂質、糖質のうち、脂質の接種を制限するダイエット方法になります。牛乳、チーズ、肉、魚、豆、お菓子などに含まれています。特にスナック菓子には多く含まれていることから、旨味成分は脂質に含まれていると個人的に理解しています。また、魚に含まれる良い脂質とフライドポテトなどに含まれる悪い脂質と区分されます。
トレーニーたちの古くからのバイブル、「除脂肪メソッド」では脂質制限について触れられています。ボディメイク界隈では有名な手法ですが、私は社会人になってから脂質制限という言葉を知りました。この派閥が出てきたのは、ここ数年ではないでしょうか。
糖質制限とは
三大栄養素のうち、糖質を制限するダイエット方法になります。ライザップで一躍有名になりましたが、それまでは江部さんという方が糖質制限ブームを牽引されていました。私も大学時代に読みました。そして極端な食事制限に陥り、タンパク質だけ食べて気絶しました。そんな糖質制限ですが、最近の筋トレYoutuber界隈では、脂質制限と糖質制限を使い分けている方も多く、自分にあった方法を適切なタイミングで取り入れることが正解のようですね。
Genelifeのダイエット診断とは
Genelifeは手軽にできる遺伝子検査で、遺伝情報を参考にして生活スタイルを変化させるきっかけにしたり、自分のルーツを探る1つの機会にしないかを提案してくれるサービスです。漠然としていますが、要は過去の研究論文に立ち返って、あなたの遺伝子だと○○という傾向にある可能性が高い、というような判定をくれるサービスです。それがガンのような病気だったり、あるいは今回のような代謝という体質だったりといろいろな項目で検査を行っています。
目的は肥満遺伝子で自分の苦手な代謝を把握すること
結局この検査で何を調べるのかというと、いわゆる肥満遺伝子を検査します。肥満遺伝子とは、肥満となる原因のすべてではないものの、過去の研究結果から遺伝子検査によって個々の体質がどの分類に近いかがわかります。分類の一例として、「糖質の代謝がうまくできないりんご型」というものがあります。りんご型って可愛らしい名前ですが、その実内蔵肥満になりやすいタイプであるという意味です。この場合は低糖質な食事を心がけないと、お腹周りに贅肉が付きやすいですよ、ということですね。参考に、「脂質の代謝がうまくできない洋なし型」もあります。その場合は脂質制限がダイエットのキーワードになるというわけです。
検査まで:注文してから3日でキットが到着
注文してから3日くらいで検査キットが到着します。しっかりした化粧箱にはいっています。中身は簡単な説明書と検査同意書と返送用封筒と、検査器具です。
同意書はざっくりとこんな感じ。要約すると、あくまで参考情報だよ、結果は使わせてもらうよってことですね。
検査方法:綿棒で口内の内壁を擦って郵送する
検査方法は非常にシンプルで、違和感なくできるものになっています。指からの採血や、唾液をケースに溜めるタイプの検査ではなく、少し大きめの綿棒で口内の内壁を擦る検査になっています。大きめの綿棒っていうのはこんな漢字です。特に反射反応が起きることもないサイズ感ですし、誰でも気持ちよく検査することができます。この検査をセルフで終えたら、同意書と一緒に返送用封筒でポストに投函してあげてください。
結果:郵送後10日くらいでWebページで確認する
購入から14日間くらいで結果までたどり着きました。そもそも肥満遺伝子とは何か、という説明なども含めて15ページほどのPDFが出力されます。
私達が求めているのは、この中の「りんご型」なのか「洋なし型」なのか「バナナ型」なのかという情報なのですが、MYCODEではさっぱり分からないことが分かっていただけたでしょうか。
ちなみに類似のMYCODEではわからない。
昔、3万円ほどかけてDeNAのサービスで遺伝子検査をしたことがあります。それは、DeNAの南場智子さんの公演を聞いたことが有りその場で新しい取り組みの一つとして遺伝子に関する取り組みを行っていると伺いました。世の中一般的には広く知られていませんが、自分のルーツや体質の理解を深める手段として魅力的なものと理解しました。
せっかく3万円もかけているんだからとMYCODEの中身を再度確認すると代謝の体質の項目はありませんでした。追加でお金を払うと以下の検査ができることがわかりました。遺伝子検査なので改めて検査する必要がなく、追加課金するとその場で結果がわかるものなので「良かった~」とおもって申し込んでみました。
すると、得られた結果がわざわざ追加課金した結果がこの薄い結果でした。通常、遺伝子検査(血液検査)で「痩せやすさ」というキーワードの検査項目があると、通常はAA、AG、GGの割合をもとにして代謝能力を判断するのですが、この結果だとAAが多いということしか分からず意味がよくわかりません。
MYCODEの結果は説明も漠然としており、正直お金を払う価値はありませんでした。MYCODEはあとからあとからお金をとる割に、こんな曖昧な結果で何をさせたいのかが不明です。少なくともわかることは複雑化しようとも全部示すべきだと思います。なんの指標にもならないですね。
まとめ
Genelifeの遺伝子検査は、脂質代謝か糖質代謝かを調べることができます。
MYCODEの遺伝子検査ではわかりません。
今ならGenelifeのMyself2.0がキャンペーン中で安いので、フルパッケージ検査をしてみてはいかがでしょうか。
DHCでも同質のサービスをやっているようです。値段がほぼ同じなので、セールなどキャンペーンの様子を見ながら安い方を試してみてください。
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