筋トレを始めてみたいという人の話を聞くと、
「ジムに通うのは恥ずかしいから家で筋トレがしたい」
「太っていて恥ずかしいからジムに通いたくない」
「子供が小さくて目が離せないから家でトレーニングしたい」
「ジムの営業時間と生活時間帯が合わない」
など、家で筋トレできないかという相談を受けることがあります。
私も、コロナ感染拡大が始まったときに家に筋トレ器具を揃えました。自粛期間ということもあり家で念入りに比較検討することができたためいいものを買えた自信があります。その中でも今回は、背中、腕、ものによっては胸を鍛えることができるチンニングスタンドを紹介しようと思います。チンニングスタンドとは、簡単に言うと、昔おじいちゃんの家にあった、ぶら下がり健康器みたいなものです。
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チンニングスタンドに求めた条件
私がチンニングスタンドに求めた条件は、3つありました。
1つ目はグラつかないこと
グラつかないチンニングスタンドは、懸垂時の安定と、安心して体を任せられるところがポイントだと思います。ぐらつかないものは、必然的に脚が大きくなるのですが、当時は部屋のスペースをとってもいいと思ったので、大型の安定したスタンドを買いました。グラグラと不安定だと、全力で筋トレするには心もとないですし、追い込むときに倒れてこないか不安ですよね。
2つ目は懸垂時のグリップバリエーションが多いこと
物干し竿みたいに棒が1本あるだけだと、手幅を狭くするナロースタンスと手幅を広くするワイドスタンスの2通りしかできないですが、より背中を意識するにはバーと垂直に握ることも1つの手ということを知っていたので色々試せたらいいなと初心者ながらに思っていました。それに、家だとジムと違って早く交代しろというプレッシャーもないですから、丁寧に筋トレができます。
また、頭が抜ける空間があることもポイントです。頭がぶつかってうっとおしいという話をよく聞いていたので、ここは気をつけていました。
3つ目はどうせ大型の機材を買うなら複数種目に対応
チンニングスタンドは、ダンベルやを買うのとはわけが違うスペースのとり方をします。都内の一人暮らしには大きな問題だと思います。懸垂意外の用途にも使えるものを選びました。(ディップスができる、プッシュアップができる、など)
以上の3点を満たした上で、もちろんなるべく安いものを探し、ハイガー産業の商品を買いました。
筋トレにおすすめのチンニングスタンド第3位:WASAI
日本で筋トレ器具を作っている会社としてよく見かけるWASAIのスタンドです。価格も9000円しない程度で、手頃感があります。また、スペースを取らない中でも懸垂バー、ディップスバー、プッシュアップバーを備えています。
私は省スペースな商品だと懸垂時の安定性が不安で見送りました。しかし、部屋の中でスペースをとりたくない人のベストバイだと思います。
筋トレにおすすめのチンニングスタンド第2位:STEADY
チンニングスタンドは類似品が多いですが、1万円を超えてくる機種たちを比較している中で一番充実していると感じたのがSTEADYです。多様な種目に対応していることはもちろん、見ての通り懸垂のグリップバリエーションも多いです。
懸垂時にバーに顔がぶつかりそうなこと、背中のパッドが少し小さい事以外は特に不安はなく、とても迷った商品でした。
筋トレにおすすめのチンニングスタンド第1位:ハイガー産業
私が買ったのはこちらです。分かりやすく、STEADYと比較すると、まず頭が抜ける空間があります。
また、フレア形状になっており安定感があります。(公営ジムなどで何種類か試した結果、これが安定していると経験的に知っていた)
ネットで色々な商品を比較していくとわかるのですが、ハイガー産業だけ異様にバックレストが大きいです。これは買うまでは効果はわかりませんでしたが、薄いと背中が痛くなりそうとか、安定感がなさそうという不安があります。
このように、ハイガー産業の商品は私の不安をことごとぐつぶしてくださいました。ちなみに、耐荷重だけ比較するとSTEADYが150kg、ハイガーが100kgとカタログスペックは負けています。ハイガーのデメリットは、耐荷重と、その安定感からくるサイズの大きさです。
筋トレにおすすめのチンニングスタンド まとめ
省スペースならWASAI、スペースにこだわりがなければSTEADYとハイガー産業をチェックしてみてください!
※場所を取るので採寸だけは事前に