本日、稲葉選手が今期で引退することを発表した。
野球は主にパワプロの知識しか無いが、たまたま名を知っている選手だったので調べてみた。
経歴
現在の中京大中京出身で甲子園の愛知大会決勝でイチローの所属していた愛工大名電高に敗れた。
ただこの時は甲子園に出場することはできなかった。
その後法政大で4年時には4番打者で活躍した。
野村監督が息子を見に行った大学野球で目に止まった選手が彼だったそうで、そのこともありドラフト3位指名でヤクルトに入団した。
2012年には39人目の2000本安打を達成した。
しかし、今シーズン開幕時に左膝を故障し手術。
7月、8月と試合で結果は残すものの、万全なプレイができず納得のいかないようで引退を決意。
野球選手って元々甲子園とかでバリバリやってきた連中がそのままプロになると思っていたんですが、稲葉選手の経歴を見て驚きました。甲子園には出場することもできなかったのに、大学ではチームを引っ張る4番をこなし、プロ入りしてからはゴールデングラブ賞を4回とっている。13年にはWBCメンバーにも選ばれている。
ここに至るまでに相当の努力があったのだと思われるため、オーディエンス側としても彼にすごく共感しやすく親近感がわく。高校時代のエリートたちだけの世界ではないことは、全国の野球プレイヤーに希望を与えるはずだ。