自己分析がよくわからなくなった就活生へ

自己分析に夢中になっている就活生はいないだろうか。

世の中には、自己分析の本が溢れている。

自己分析の講座が溢れている。

そんなものにほいほい1万2万もかけて参加するのは勿体無い。

むしろ、そうやって金を稼ごうとする連中には気をつけて欲しい。

企業側は、学生の「自己分析が足りない」とか

先輩の就活体験記では、「自己分析が大切だった」

みたいな表現が多いため、学生はまず自己分析に走ってしまいがちである。

そこにつけこんでいくのが自己分析ビジネスである。

 

自己分析というワードがわかりにくく、不透明なため占いや宗教レベルでの

弱みにつけこむコンプレックスビジネスになりつつあると感じた。

 

エンゼルバンクという漫画をご存知だろうか。

タイトルだけみて、ファンタジー系を想像していた私は痛い目を見た。

かの有名なドラゴン桜の続編だったのである・・・!

「バカとブスこそ東大へいけ!」で注目を浴びたドラゴン桜。

東大へ進学後の主人公二人の就活、龍山高校の教師の職業への悩み、桜木のその後・・・

といった感じで物語は進んでいく。

転職コーディネーターを中心に、彼らが関わっていくストーリーとなっている。

 

ちなみにドラゴン桜のドラマ、女の子めっちゃかわいいですよね。

さえこ

長澤まさみ

新垣結衣

といま見ても、豪華なキャスト!

初々しいし、ギャル系なので今の彼女らしか知らない人にとっては、違った印象になるかも??

転職者向けの本となっているが、職業観を養う意味では就活生にも適している

就活中の私が言うのもなんですが、ちょっとおもしろい視点で仕事を見れると思います。

そもそも、就活なんて3ヶ月~6ヶ月で一生の仕事が決まるわけです。

(本当にそのまま続くかは知らないよ、でもほとんどの企業が実質終身雇用で続くと思う)

それまでのんびりしていた学生が急に人生を振り返り、決断をする瞬間になるわけですよね。

まー難しいです。

そこでこの本を読むことでほんの少し職業観が養えるでしょう。多分。

DeNA南場さんを筆頭に、現役社会人のコメントがある

単行本のエピソードの間に、ベンチャー企業家などのコメントが有ります。

(それぞれ3~6ページほどあり、結構な文量)

 

特に面白いのは、官僚のコメントでしょうか。

作中で、”日本を良くしたい”という思いから東大から官僚を目指すがどうか検討しているシーンがある中で桜木が少し否定的になります。

そういったシーンがありつつも、単行本の中で本物の官僚からコメントを頂いております。

 

また、面接官目線での新卒採用の見方といったものも書かれており

見ておくことで直接役に立つかは別として学びがあると思います。

 

転職エージェントがベンチャーへの転職を進める中で、ベンチャーに抵抗がある社会人の感覚が描かれていたりします。

私も思っていたようなことが書いてあり、おそらく殆どの人がベンチャーに対してこう思っているのかな、と思わされました。

 

そもそも自分が本当は何がしたいのか

就活生が自己分析、という言葉に惑わされて

(私も自己分析でやりたいことが見つかるとか思っていました)

「自分が何をしたいか、何に向いているのか」

を探し続けてしまうことって多々あると思うんです。

 

もはやなりたい職業に自分を合わせて行ったり・・・

 

でもその本質が少しわかったような気になれます。

 

 

 

最後は、主人公?が”人が変わっていくこと、成功していくことに大きく喜びを感じる”と気付くのですが、仕事を通していく中で初めて見つかることだと私は思いました。

 

そもそも、感謝されて嬉しいから感謝される仕事、とかそういった漠然としたことであれば自己分析なんて意味無いですよね。

自己分析とは

自己分析ってやりたい仕事が合った時に、自分の過去のエピソード探しという意味ではあっていると思います。

しかし、過去のエピソードに合わせて”自分の適職を何も知識がない状態で探る”のはちょっとズレているかなと感じています。

 

①きっかけ

「なんとなくやりたい仕事かなー?」

②説明会、OB訪問

「仕事が求める人物像は?具体的にどんな仕事内容?」

③この仕事いいなあ

「全てがわかるわけではないが、なんとなくやりたい!」

④ES書くために過去を遡る

「このエピソードで強み○○を言おう」

 

ってことじゃないのかな?

わかりません!社会人の皆さん教えて下さい。

社会貢献とかやりたい仕事とかなんかふわふわしてる人多い

社会貢献がしたい!って人はボランティアしとけばいい。

やりたい仕事がそこにしかない!って人は配属リスクとか、イメージと違った時どうするの?ってのを常に疑問視しています。

 

どの仕事も、どこかでやりがいは必ずあるし、仕事=ビジネスであればなんらかの形で社会貢献はしている

働いてみたらイメージと違ったなんてことは多々あると思います。

 

大学や高校進学時もそうじゃなかったですか?

 

意外なやりがいの例としては、本当は技術職が良かったけど、営業になった。すごく嫌だったが、お客さんが喜ぶ顔見たら嬉しい。くらいは普通にありそうですよね。

 

ガッカリポイントとしては、IT系でバリバリコーディングしたかったけど蓋を開けてみれば、仕様書作って二次請け以降が作ったものを納入するだけだった、とか。

希望の部署に全然行けなくて、やりたいことができなかった、とか。

 

こういうの、絶対あるでしょ!

 

だったらもう年収とか福利厚生で決めるしか無くて、

でも逆に言えば、それらがしっかりしていれば、

多少希望と違っても、残業があってもなんとかできるのではないかと思います。

 

ただ、ESで金が欲しいとか家賃補助がgoodとかは書くわけにはいかないですが。

そこで本音と建前があると思うんです。

 

過去のESは検索すると出てくるのですが、その人がなぜその会社を志望したのか

本当の心の中を覗いてみたいですね。

 

正直、事務職を希望される方のESってどう書けばいいかわからない。

相当難しいと思う。

 

ドラマ化もされている

漫画だと、先ほど述べたような各社会人のコメントが書かれているのが面白いです。

しかし、大筋は変わらないと思うので本を読むのが遅い人や

時間がない場合はドラマでさくっと見たほうがいいかもしれません。

(6時間はあるが、1.5倍速で充分見れる)

それにしても、ドラゴン桜しかりエンゼルバンクしかり、物のたとえが上手ですよね。

ドラゴン桜を読んでいた小中学生の頃はなんだこれ、とか思っていましたが

今思えば、このたとえってうまかったんだな~と。

成長したなあ笑

 

まとめ

自己分析にこだわりすぎないこと→あくまで企業に受かるための自己分析であること

 

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