幼稚園の子供がいる人は共感できるママ友トラブルで転園した話

近所付き合いとは無縁だった私

仮名、佐原つづみ、36歳です。

5歳、3歳、6ヶ月の娘がいます。

はじめは、一番下の子を除く家族4人、

アパート暮らしをしていました。

 

小さな子どもがいると外出する機会もなく、

家の中にこもりがちで

近所の方との付き合いもほとんどありませんでした。

 

旦那が一人暮らしをしていたアパートに、

結婚して私が入り、子どもが生まれて…という感じでしたので

もともと知り合いがいる土地ではなかったのです。

 

それでも、特に困ることもなくやってこれましたが

一番上の娘が幼稚園に通うようになると、そうもいかず

今までおろそかにしていた近所付き合いが始まりました

幼稚園入園し、娘の友達作り・・・

娘が入園したのは、各学年15人程度、

全員で50人程の小さな幼稚園でした。

 

少人数でとってもアットホームな感じが

私は好きだなぁと思っていました。

 

初めての幼稚園。

もちろん、知り合いなどいるはずもなく

ずっと単独行動をしていた私と娘。

 

周りを見れば既にグループができていたり、

ご近所さんで知り合い同士だったりするようでした。

 

私は昔から一人で行動するタイプだったので、

自分が一人ぼっちになっても全然平気でしたが

娘は、お友達と仲良く遊んでいる同級生をうらやましそうに眺めていました。

 

その時、ある男の子のお母さんが話しかけてきてくれました。

名前は平幸恵さん(仮名)、当時36歳。

私の1つ上でした。

話しをするうちに家も近いことがわかり、

それからよく話しをするようになりました。

初めてのご近所付き合い

初めてできたお友達。

この土地に住み始めて、初めてのご近所付き合い

お家にも遊びに行かせてもらうようになり、

娘も嬉しそうでしたが私もとても嬉しく感じていました

 

私達が暮らすアパートは狭かったのですが

お友達のおうちはまだ新しく、

とても綺麗で、広くて、おもちゃもたくさんありました。

 

一緒に公園に出かけたり、ご飯を食べたり、お出かけしたり…。

平さんと過ごす時間が増え、仲も深まって行きました。

 

親同士は仲良くても子供同士は・・・

しかし、私と平さんの関係とは反対に

私の娘と平さんの息子さんは、

幼稚園でもあまり一緒に遊んでいない様子でした。

 

私の娘は別の女の子の子友達と、

平さんの子さんは男の子のお友達と一緒にいるようでした。

親同士が仲が良かったので、2人を一緒に遊ばせていましたが

娘からは「○○ちゃんと遊びたい。○○ちゃんのおうちに行ってみたい」と

よくリクエストされるようになりました。

 

平さんとの関係

ある日私が幼稚園で、他のママ友と話をしていると

少し離れたところから凄い顔でこちらを見ている平さんを見つけました。

そして私がそのママ友から離れると、平さんにこう言われました。

 

「最近佐原さん、○○さんと仲良いよね。

私は佐原さん以外話す人がいないからさ。

佐原さんがいなくなったら一人ぼっちになっちゃう。」

 

その一言で私は興醒め。

 

平さんを見る目がすっかり変わってしまいました。

もともと男っぽい性格の私は、

よく言う女のネチネチした性格が大嫌いでした。

平さんは私の最も苦手とするタイプの人間でした。

平さんという人間

平さんの束縛のおかげで、他の友達と思うように遊ぶことができませんでした

内緒で遊ぼうにも、平さんが毎日我が家のアパート周辺をお散歩しに来るので

車が無い事がバレてしまいます

万が一、お友達の家に私の車があった日には、なんと言われるかわかりません!

 

ですからお友達の家に遊びに行くときには

必ず先に平さんことわってから行くようにしていました

 

しかも平さんからは

「他のお友達に誘われたときは、必ずうちも誘ってね。」

と何度も言われていました。

 

平さんは、他のママ友と関わることを酷く避けていました

むしろ嫌そうにしていたので、

それを察してだれも平さんに話しかける人はいませんでした。

 

平さんは常に「佐原さんさえいてくれればいい」と言っていました。

それが私には怖くてたまりませんでした。

 

平さんは、大人数で行動する事が苦手だと言っていましたが、

私は平さんに、いろんな人と接して欲しかったのです。

色んな人と接してみれば、

私よりもっと気の合う人が見つかるかもしれないし

逆に私もいろんな人と話がしてみたかったのです。

 

どうして平さんが周りの人に閉鎖的なのかわかりませんでしたが

自分がこうだと思ったことは曲げないタイプの人でしたので

私の話しを全く聞き入れませんでした。

 

エスカレートする平さん

平さんは、毎日のように我が家のアパート周辺をお散歩しに来ていました

私達は一階の部屋に住んでいて、

ベランダに柵がない作りになっていたので

平さん親子がちょくちょく立ち寄るようになりました

 

娘の眠りも阻害する

窓をコンコンコンと叩いて、一緒にお散歩しよう!と誘ってきました。

時々我が家の娘が寝てしまっていて、お散歩できないことを告げると

「もう起こしなよ」と、我が家のやり方にも口を出すようになってきたのです。

 

私の眠りも阻害する

ある日は、お昼寝をした娘と一緒に私も寝ていると

やっぱり平さんがやってきて窓を叩きました。

もうめんどくさかったし、私も休みたかったので居留守を使っていると

中を覗き込みながら

「佐原さーん、いないのかな?車はあるし、

いる気配はあるんだけどなぁ」と言っているのです。

ここまでくるともう恐怖でした。

 

この関係の終わり

平さんとの関係に、

限界を感じていた頃ある出来事が起きました。

3人目の妊娠です。

もちろん産むつもりでしたが、

これからの生活をどうして行こうか?ということになったのです。

 

アパートは5人で住むには狭いですし、

何より仕事で旦那の帰りが毎晩遅く

私が一人で3人を見ることは無理だと思ったのです。

 

そこで、子ども達がある程度成長するまで、

私の実家で住むことにしました。

私の実家は、アパートから車で30分程離れた場所にありましたので、

当然娘も幼稚園を転園することになり、

平さんとの関係はアッサリと終わりを告げました。

 

この出来事で学んだこと

引っ越しが決まってからも、

平さんはなんだかんだと言ってきました

それももうこれからは聞くこともないと思うと、

上手く聞き流すことが出来ました。

 

今までの私だったら、

きっと平さんに言いたいことをズバッと言っていたかもしれません。

でも、ママ友は子どもが絡むことだから難しいです。

 

私のせいで子どもが嫌な思いをするのは絶対に嫌だし

逆に一人で過ごして行くことも出来ません。

嫌でも人と関わっていかなければいけないのです。

でも、深入りするのは危険です。

 

今回のことで最初から仲良くなり過ぎるのはやめようと思いました。

相手をよく知りもしないのに、一線を越えるのは危険です。

 

親しき中でも、相手との距離感は必要です。

仲良くなり過ぎると、

見なくていいものや聞かなくてもいいことまで

見たり聞いたりしてしまい

それがトラブルの原因になります。

転園先の幼稚園で、私はひっそりと生活しています。

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