大学院に入ってから、自ら英語に触れる機会を増やしたのですが
自分の言葉の出てこなさと、リスニング能力の低さに気付きました。
そこで、どうして聞こえないのかを考えているうちに
リスニングパワーという商材にたどり着きました。
今日は、その眉唾ものの教材であるリスニングパワーを試した結果をお伝えします。
Contents
そもそもリスニングパワーとは
リスニングパワーをご存じない方もいらっしゃると思いますので
リスニングパワーとはなにかを簡単に書いていきます。
聞こえない音が聞こえるようになる教材
勘違いしないで欲しいのが、この教材で英会話力は伸びないと思います。
あくまで聞くことに特化しています。
また、その「聞くこと」も某スピードラーニングのように単なる英語→日本語の流し聞きではありません。
たぶん世の中のリスニング教材が殆どそのようなものになっていると思います。
聞き流すだけでリスニング能力は上がらないのであれらは無意味です。
くっそ高いし、身近なおばあさん世代にも売り込んでいるのでむしろ悪徳なイメージです。
一般的な教材との違い
一般的な教材は上に述べたとおりなのですが
この教材は、音を聞くための前段階にシフトしています。
日本語と英語の周波数の違いを元にして科学的に音声が編集され、CDが編成されています。
周波数って
高い音が年を取ると聞こえなくなるっていうのはご存知でしょうか。
あれをイメージしてもらうとわかるんですが、
日本人には日本語の生活で使う周波数に耳が特化しています。
そのため、日本語だとスムーズにやりとりできますし
言いたいことがすぐに浮かびます。
また経験が多いこともあって相手の話があまり聞こえなかったりしても
言っていることが予想できたりしますよね。
ドラマを見ていても、この次にこのセリフが来るってわかったことありませんか。
リスニングとはちょっと違いますがそのように我々が日本語に慣れ親しんでいることがわかります。
聞き取れる周波数が日本語に特化しているというのは
言い換えれば賢い脳がそれ以外の周波数を雑音成分と判断していると考えて下さい。
英語の周波数領域に耳を合わせる
要するに、普段使っている周波数領域だけでなく英語の周波数領域に耳を慣らしていこうという話です。
詳しくはこちらをみていただくとわかります。
リスニングパワー実践編
それでは気になる実践編についてです。
私が実際にリスニングパワーを使ってみました。
ほんとうに効果があるのか疑わしい
理系なので、聞こえる周波数が~なんて言われると一応「なるほどなー、そういうのもあるかもな」って思います。
多分あんまりよく分かっていない人はすげーって感じでダマされるか
はなから相手にしないかのどちらかだと思います。
実際、私は元々疑い深い性格なので始めは半信半疑でした。
CDの中身がヤバイ
どうやばいかっていうと、一般のリスニング教材のイメージを覆します。
少し例を挙げると
a エィ
c シー カッ
って感じでローマ字読みじゃない英語の1語1語の正しいよみをやる部分(フォニックス)は
まだまだ他の教材でも見かけるのですがここからがリスニングパワーの本領発揮。
教材の目的が耳の能力アップなので各セクションで
バックグラウンドでピーっていう高周波音が流れることが多々あります。
ステレオ音源で、左右に出力が振られて耳がすごく疲労するのが分かります。
これが先程述べたリスニングの周波数の違いを埋めていくのでしょう。
まさに耳の筋トレに近いと思います。
また、ネイティブの発音を染みこませるためか間髪入れずに10回くらい同じ単語を連続で聞かされるセクションもあります。
ちなみにこの教材は、発音方法については触れてないので惜しいです。
リスニングパワー成果編
じゃあ実際結果出たのかよ、って気になりますよね。
始めは苦痛ですぐやめた
私の場合、初めて聴き始めたのが5月9日。
CD2枚組で1枚で1時間くらいあるんですけど
先に述べたとおりただの会話の聞き流しじゃないので耳が疲れたり、聴き続けるのが苦痛で直ぐにやめてしまいました。
2週間ほどガッツリ
その後、リスニングをやっぱりしっかりやりたいということで
5月30日から毎日1周ずつ聞いていました。
ちなみにこの1周っていうのはかなり曖昧で
苦痛すぎて30分しか聞けなかったら次の日は残りの30分を聞く、なんていうやり方をしてました。
時には携帯をいじりながら聞いていたため効果ないかななんて思っていました。
TOEIC教材で試す
昨日、去年使っていたTOEICの教材を開けてビックリ
かの有名なロバート・ヒルキの直前の技術です笑
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やってみると、結構聞こえてるんですよ、コレが。
特にPart3,4が聞こえるようになりました。
私は高校からの癖で解いたあとの感想を書き込んでいるのですが
去年の私が
「結構聞こえない」
とか
「2番は結構無理」
とかメモしてある問題がさくさく解けた時は興奮を覚えましたね。
結果
話せるようにはならないんですけど、
耳の筋トレ、リスニング基礎力向上にはうってつけだと思います。
恐らく世の中のリスニング教材をやる前段階に一番近いかなと思います。
また、短期で成果が求められるTOEIC前の受験者にピッタリですね。
2週間で耳の違いが感じられました。広告に偽りなしですね。
他の方は、リスニング問題集を別途やる必要があると主張する人が多いですが
リスニングパワーをしっかりやって単語と文法がある程度わかってる方なら
TOEICリスニングで400は行けそうですね。
TOEIC対策本を買って力試ししてみるだけで十分効果が実感できると思います。
14,800円なら訳の分からないスクールに行くより安いと思うのでお勧めです。
但し、自分でストイックに予定建てれるかどうかですね。
教材自体はつまらないので。
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