3人育てた私だから分かる完全母乳育児を目指すための5つのこと

完全母乳育児を目指す方へ

私の経験からお役立てできそうな

5つのことをお伝えします。

 

前回の記事

では、ご自身の生活リズムに合わせて

授乳スタイルを決めたらいいというアドバイスをさせて頂きました。

 

その中で、完全母乳育児をしたいけれど母乳の出が悪くて悩んでいる方も

食べ物や飲み物に気をつけたり、母乳マッサージに通うことで

改善される場合があるとお話ししました。

 

今回は、完全母乳で3人の子どもを育てた私の経験や

得た知識を皆様にお伝えしたいと思います。

 

少しでもお役に立てて頂けたら嬉しいです。

 

⑴母乳育児を成功させるための10ヶ条

母乳育児を成功させるための10ヶ条をご存知でしょうか?

1.母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること

2.全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること

3.全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法を良く知らせること

4.母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること

5.母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること

6.医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと

7.母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること

8.赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めること

9.母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと

10.母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること

上記はユニセフ・WHOによる共同声明です。

私は3人共、新生児集中治療室(NICU)のある総合病院で出産しました。

母乳育児を推奨していて、この10ヶ条に基づいて指導されていました。

 

授乳は基本的に授乳室で行ない、

母乳の出、赤ちゃんの飲み方など細かい指導を受けます。

 

授乳室には、母乳育児のメリットがたくさん掲示してあり、授乳しながら読むことができます。

2時間半で次の授乳をするように言われましたので

次の授乳の時間を助産師さんと確認してから自分の部屋に戻ります。

 

自分の部屋でも、赤ちゃんが泣いたら授乳するように言われました。

時間になればまた授乳室に行き、授乳をします。

赤ちゃんが寝ていたら、起こして授乳します。

 

分娩後、赤ちゃんの身体測定が終わると分娩台の上ですぐに授乳をしました。

一番はじめに出る母乳には免疫や栄養がたくさん含まれているからだそうです。

 

出産したその夜は、母体を休めるために赤ちゃんは新生児室で預かってくれますが

翌朝からは母子同室が始まります。

退院してからの授乳についても

助産師さんがひとりひとり授乳方法を紙に書いて渡してくれます。

 

お風呂上がりの白湯はあげず、母乳をあげるように指導されました。

⑵母乳の出をよくするには

まずは昼も夜も頻回授乳をする事が大切です。

母乳は赤ちゃんに吸わせれば吸わせるほど、出るようになります。

 

特に夜中は質のいい母乳が盛んに作られます

夜中の授乳は大変ですが、頑張ってやってみましょう!

ストレスは母乳の出を悪くします。

 

慣れない育児と家事の両立に大変な思いをされたり

赤ちゃんが小さいうちは外出もできず、気分転換もできないと思います。

周りの協力を得て、家事はできるだけ楽をしましょう。

ママは母親業だけしっかりとやっていれば、十分ですから!

 

⑶母乳にいい食べ物、飲み物

母乳は血液から作られるので

血液の量を増やし、質を良くすることが大切です。

プルーンや牡蠣、レバー、赤身のお肉を意識して摂りましょう。

 

水分は、血液を綺麗にして血液の流れをスムーズにしてくれます。

ノンカフェインの麦茶は定番ですが、

栄養がある温かい飲み物の方が、胃に優しく母乳の出がよくなります。

 

たんぽぽ茶は母乳の出を良くする代表的な飲み物です。

また、スープや鍋は水分が多く、体も温まるメニューです。

根菜は体を温める作用があり、血流をよくしてくれます。

 

⑷母乳によくない食べ物、飲み物

菓子パンや洋菓子は、バターや砂糖を多く使っているので

母乳を詰まらせる原因になりますし、母乳の質も低下させます。

 

生野菜など体を冷やす物は、体が冷えることで

血液の流れが悪くなり母乳の出も悪くします。

 

揚げ物など脂肪分の多い食べ物は、血液をドロドロにし、母乳の味を悪くしてしまいます。

産院で実際に見させて頂いたことがあるのですが、

揚げ物をたくさん食べた後のお母さんの母乳を搾乳すると

油分が上の方に浮いていました。

 

そしてアルコールは言わずとも知れたNG飲料ですが

カフェインを摂取しすぎることもよくありません。

赤ちゃんが眠れなくなったり、興奮します。

辛い食べ物も、母乳の味をまずくします。

⑸母乳マッサージ

食べ物、飲み物を気をつけることも大切ですが、

人の手を借りてみる方法もあります。

 

私は1人目を出産し入院していた時に

母乳マッサージを受けてみるよう勧められました。

 

それが「桶谷式母乳マッサージ」との出会いでした。

桶谷式母乳マッサージとは、

桶谷そとみさんという助産婦さんが説いている母乳育児方法です。

 

初めての母乳マッサージは驚きの連続でした!!

母乳マッサージと聞くと、痛いイメージを持たれている方が多いと思います。

しかし、桶谷式の母乳マッサージは痛くありません!

 

それでいて、めちゃくちゃ母乳が出ます!!

桶谷そとみ式の母乳マッサージのやり方

まず、ホットタオルで乳房を温めます。

温めて母乳の出を良くしてからマッサージを始めます。

 

私は、マッサージを受けながら先生と色々な話しをしました。

その方はベテランの元助産師さんでしたので、知識も豊富で色々相談したりしました。

 

話しをしながら、マッサージされたおっぱいからは

母乳がシャワーのように飛び出していました。

その勢いは、天井に届くほどです!!

 

おいしくて、いい母乳を出すためには、

おっぱいを柔らかくしておくことが大切なのだそうです。

 

私が初めて母乳マッサージを受けた時、私のおっぱいはおっぱいの付け根に張り付いて固く

しかも母乳の中にザラザラした物が混ざっていました。

これは洋菓子を食べ過ぎると出来る物だそうで、この母乳を飲んでいる赤ちゃんは

味噌汁に砂が混じっているような不味さを感じていると言われました。

 

母乳マッサージを受け、おっぱいを柔らかくして頂き

それからは洋菓子はやめ、和菓子に変えました。

 

すると1ヶ月後の母乳マッサージでは、ザラザラがなくなっていました!!

自分が気をつけたことが、結果としてちゃんと現れたことで

余計に、食べ物に気をつけなければいけないなと思いました。

 

山菜もアクが強いので、あまり摂らない方がいいそうです。

母乳マッサージの後は、実際に授乳しているところを見て指導して下さったり

離乳食が始まる頃には、離乳食の進め方の指導もして下さいました。

 

悩みごとも色々相談して、涙したこともあります。

1人目を育てている時、初めての育児に悩み、

「子どもがなかなか寝ないんです」と相談すると

「眠くないのよ」とアッサリ言われ、拍子抜け。

 

「赤ちゃんはね、生きるために寝るの。生きるために飲むの。それだけなの。

ただ必死に生きる為に泣くの。

でもお母さんも家事をしなきゃいけない、

お母さんだって休みたい、お母さんだってお腹が空く、

赤ちゃんとも遊んであげなきゃいけない。

だから育児って大変なのよ。」

もらった答えがシンプルで、胸に突き刺さりました。

そして、肩の力がスーッと抜けて涙が出ました。

 

私は1ヶ月半に一度通うようなペースで母乳マッサージに通っていましたので

家計にもさほどひびかず、やってこれました。

 

料金も、1時間3500円でそんなに高くないと思います。

 

全国でやっているようですので、ぜひ探してみて下さい。

この記事が、完全母乳育児を目指す方のお役に立てたら嬉しいです。

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